(映画)マンマ・ミーア!2009/02/09 10:32:05

オイラのふたつある将来の夢のうちのひとつが
ブロードウェイでミュージカルの舞台に立つこと
(またはつくること)なのは
熱心な読者ならよくご存知だと思う。
しかし、ミュージカルというのは
非常に癖があるジャンルなので
どれほど面白いミュージカル映画であっても
周囲の人にその面白さを熱弁を奮って説き
是が非でも見に行かせようとは思わない。
かく言うオイラも劇団四季の日本版ミュージカルは
見たことがなく、見たいとも思わない。
だって、あれは変だもの。
日本人に無理矢理、欧米の価値観を突きつけても、ね。
結局、オイラが好きなミュージカルは
本場のブロードウェイには見に行けないので
必然的に映画ということになる。
で、話を戻すが、ミュージカル映画について
他人に押し付けがましく勧めないオイラが
是が非でも見てほしいのが、この『マンマ・ミーア!』
ABBAの楽曲の歌詞やメロディ、世界観が
強引に、だが違和感なく、素敵にマッチしている。
ABBAリアル世代なら涙物。
あのグループは世界最高のポップスグループだったこともよくわかる。
ロックは人の辛さや悲しさを発散するが
ポップスは人の辛さや悲しさを認めてくれる。
それにしても、メリル・ストリープって
孤高の女優というイメージだったのに
おばちゃん、ハッチャケ過ぎ。でも、そこが素敵。