ギターを抱えた渡り鳥2007/09/01 21:06:26

朝、娘が話してくれた。
「夜、ギターを抱えてジャカジャカ弾いてる夢を見たの。
で、起きたらね、隣に寝ている弟の足を抱えて寝てたの」
なるほど。

息子、小学生への道♯1/思い出のロボット2007/09/02 20:53:19

前日、息子が我が家の倉庫と化している部屋の中から
ロボットのおもちゃを見つけてきた。
それは、息子の3歳の誕生日のプレゼントに買ったものだ。
だが、最近はまったく見向きもされず倉庫行きになっていたのだ。
「これはね、君の3歳の誕生日のプレゼントで
赤ちゃんじゃなくなって、初めて自分で欲しがったものだよ。
そういうプレゼントは、もらった人にも、あげた人にも
思い出になっているんだよ」と諭し
「またこれで遊んでくれる?」と聞くと
元気に可愛く「うん」と答え、そのロボットで遊んでいた。
そして、今日。
その息子が来年小学1年生になるため
学習机を購入しなければならず
そのため、倉庫と化していた部屋の大掃除に取り組んだ。
子どもたちに「いらないおもちゃは捨てるから
この箱の中に入れてね」と言っておいた。
しばらくして見てみると
息子が前日見つけ出してきた
件の3歳の誕生日のプレゼントのロボットが
捨てる箱に堂々と入っていた。
お前は、俺の話をまったく聞いとらんじゃないか。

落とし物2007/09/07 15:22:07

電車の座席の足元で財布を拾った。
有名ブランドの大きめの財布だった。
車掌さんに届けに行ったら、中身を一緒に確認して
駅で拾得物届出の書類を書いて欲しいと頼まれた。
面倒だったので、車掌さんが拾ったことにしてとお願いしておいた。
その後、気づいたのだが、落とし主が見つかったら
1割のお礼がもらえたかもしれんと。
まあ、いいや。
でも、お金がいっぱい入ってそうな財布だったなあ。
などと未練がましく思っていると
先ほどの車掌さんがやってきて
金額だけは一緒に確認して欲しいと言った。
興味があったので二人で財布をのぞき込むと
7円しか入ってなかった。5円玉1枚と1円玉が2枚。
その他にはカードや免許証。
7円かあ。
おいしい話はそうそう落ちてないよね。

(本)楽園/宮部みゆき2007/09/10 18:02:27

ここのところ本の感想のアップがありませんでしたが
地道にコツコツいろいろ読んでおります。
重松清の『カシオペアの丘で』は、少々期待はずれ
というかこちらの期待度が高すぎるのが問題。
『流星ワゴン』『疾走』を重松物語の基準とすると
少々もの足りない感は否めない。
この『楽園』も、『模倣犯』を宮部物語の基準とすると
やや性急に過ぎた感じが惜しい。
あと、正面から正攻法で突破せずに
少し斜めからそーっと進んで
ズルをした感じを受けるのはオイラだけだろうか。
新聞連載という枠もあるのだろうが。
それでもテレビや映画の原作というだけで
ベストセラーになっているようなくだらない本に比べれば
天国と地獄ぐらい大きな差がある。
発売を心待ちにし
読書の幸せを感じられる本があるのは、幸せだ。

(本)鴨川ホルモー/万城目学2007/09/13 21:58:24

ずっと売れてて書名は知っていたのだが
今、映画になっている『ワルボロ』の京大版みたいなものかなあ
と漠然と思ってわかったつもりになっていた。
ところが、妻に勧められて読んでビックリ。
バカバカしいけど面白い。
これ、映画化すればいいのに。
キャラクターデザインにアランジアロンゾとか採用すれば
グッズも大売れすると思うのだが。
未読の人は、騙されたと思って、ぜひ。