YAJIKITA/NET wavelog

昨夜、「五十歳カウントダウンだね」というメールをいただいて、
それまであまり意識していなかったのだが、
嗚呼、今日で四十代が終わると急に気になりだし、
「思えば遠くへ来たもんだ」と武田鉄矢風に感慨にふけったりもした。
「冥土の旅の一里塚」と一休さんも言ってたように、
「永遠の小学生男子」としては、年をとることは好きではないが、
五十歳という大きな節目を迎えてみると、
「ああ半世紀、反省ばかりの半世紀」と
照れ隠しでダジャレのひとつもかましながらも、
紆余曲折や七転び八起きや百花繚乱などもありつつ
（まあ、それほど劇的なことはないのではあるが）
半世紀もの間、まずまず幸福に生きてこられたというのは、
これはひとつの奇跡であり、
実は誇ってもいい快挙なのかもしれないと
自分で自分におめでとうを言ってみる振りをしながら、
家族をはじめまわりの皆様の存在にありがとうと、
こっそりつぶやいてみる。
生も死も50/50。
丁半ばくちの人生だけど、
まずまず幸福なら、それで勝ったも同然。