五十九歳、ご苦労さん2025/05/03 16:46:11

いやはやなんとも五十九歳の誕生日である。
そこで、毎年恒例、歴史上の偉人がその年に何を成したかをみてみよう!

今年の大河ドラマの主人公、蔦重こと蔦屋重三郎は、四十七歳で脚気により死亡していた。昨年の大河ドラマの主人公、紫式部は正確な死亡年はわかっておらず、恐らく四十歳前後で亡くなっているそうだ。昔の人の寿命は短い。

では、長命の人の五十九歳を調べてみると、百七歳で亡くなった天海僧正は、その頃の足跡は記録にない。さすが、一説によれば明智光秀と言われるだけあってミステリアスだ。百八歳で亡くなった蟹江ぎんさん(きんさん・ぎんさん)は、まだマスコミには登場しておらず、普通の人だったのだろう。長い人生いろいろある。

何か五十九歳の良い例はないかと調べたら、おっ!あった!徳川家康は五十九歳の時に関ヶ原で勝利している。天下分け目の戦いを制している。また、伊能忠敬が初の正確な日本地図を作成したのも五十九歳。安藤百福がカップヌードルの開発を始めたのも五十九歳。天下分け目の合戦に勝つのは難しそうだが、何かを生み出すことは、まだまだできるかもしれない。

今夜は妻と息子と手巻き寿司パーティー。東京の娘は洗濯に明け暮れた一日だったそうだ。実家のオカンに用事があり電話をしたが、すっかり俺の誕生日のことは無視された。電話を切って15分後に折り返しがあり、「誕生日おめでとう。覚えてるで、朝の7時58分に生まれたんや。さっきは言い忘れてたわ」と宣ったが、いいや、きっと忘れていたに違いない(おかげさまで、まだボケている様子はないが)。
そんなわけで五十九歳。まだまだ頑張らにゃあならんなあと、しみじみ、ぼちぼちやっております。
いつもの人も、いつかの人も、(もう)いない人も、いろいろな場所で、関わってくれてありがとう。そして、お祝いの言葉をありがとうございます。来年の赤いちゃんちゃんこを目指して、また一歩からはじめます。

fujisan