『幕末純情伝 黄金マイクの謎』の謎 ― 2024/10/16 08:46:58
五十路も後半になり、過去の遺物の断捨離を進める日々である。とは言え、すっかり忘れていた思い出のモノが続々【発掘】され、懐かしいやら珍しいやらで捨てられず、返ってモノが増えていく。
今回の【発掘】は、実家の押し入れから出てきた、つかこうへい作・演出『幕末純情伝 黄金マイクの謎』のB1サイズポスター。主演は平栗あつみ、西岡徳馬。上演日程から考察すると1990年8月、東京・渋谷 PARCO劇場での再演。大学を5年で卒業し、東京で就職した1年目の夏に観た。当時は、ポスターもグッズ販売していたのだろうか。購入した記憶はないが、まさか劇場に貼ってあったものを盗んできたわけではあるまい。東京の下宿の壁に貼っていたのだろうか。下宿を引き払う際に実家へ送ったのだろうか。記憶はない。謎である。
この作品は、前年1989年8月が初演で、そちらもPARCO劇場で観ている。自宅も大学も京都だったが、表向き就職活動のためと親に言い訳し、東京の大叔母のお宅に厄介になりながら、夏休みの長期間を東京で過ごしていた夏。芝居を観たり、東京や横浜や鎌倉を観光した楽しい思い出がある。
初演は、朝からPARCO劇場の窓口に並んで当日券を手に入れた。窓口には結構な人数が並んでいて、すぐ前の同世代の男性と話をしながら発売開始時間を待った。その男性は『劇男(“げきだん”と読む)一世風靡』に所属していた役者で、「(哀川)翔さんにはお世話になっているッス」と話していた。名前は聞いたはずだが忘れてしまった。今も元気にしているだろうか。当日券はマチネで、観劇後になぜか一人で原宿へ行き、竹下通りにあったとんかつ屋でとんかつ定食を食べ、東京のとんかつは美味しいなーと思ったことを、やけにハッキリと覚えている。今から35年前の記憶である。
今回の【発掘】は、実家の押し入れから出てきた、つかこうへい作・演出『幕末純情伝 黄金マイクの謎』のB1サイズポスター。主演は平栗あつみ、西岡徳馬。上演日程から考察すると1990年8月、東京・渋谷 PARCO劇場での再演。大学を5年で卒業し、東京で就職した1年目の夏に観た。当時は、ポスターもグッズ販売していたのだろうか。購入した記憶はないが、まさか劇場に貼ってあったものを盗んできたわけではあるまい。東京の下宿の壁に貼っていたのだろうか。下宿を引き払う際に実家へ送ったのだろうか。記憶はない。謎である。
この作品は、前年1989年8月が初演で、そちらもPARCO劇場で観ている。自宅も大学も京都だったが、表向き就職活動のためと親に言い訳し、東京の大叔母のお宅に厄介になりながら、夏休みの長期間を東京で過ごしていた夏。芝居を観たり、東京や横浜や鎌倉を観光した楽しい思い出がある。
初演は、朝からPARCO劇場の窓口に並んで当日券を手に入れた。窓口には結構な人数が並んでいて、すぐ前の同世代の男性と話をしながら発売開始時間を待った。その男性は『劇男(“げきだん”と読む)一世風靡』に所属していた役者で、「(哀川)翔さんにはお世話になっているッス」と話していた。名前は聞いたはずだが忘れてしまった。今も元気にしているだろうか。当日券はマチネで、観劇後になぜか一人で原宿へ行き、竹下通りにあったとんかつ屋でとんかつ定食を食べ、東京のとんかつは美味しいなーと思ったことを、やけにハッキリと覚えている。今から35年前の記憶である。
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