また今度ゆっくり2016/08/03 22:11:29

昨日の集中豪雨で電車が停まって帰れなくなった俺と娘。22時過ぎ、高校に避難していた娘を迎えに行ったら、100人ほどいた生徒の中で残り3名だったらしい(遅くなってすまぬ)。演劇部顧問の先生がわざわざ玄関まで娘を連れてきてくれて、「実は僕、お父さんの大学の後輩で〜」という話を切り出された(そういえば娘から以前に聞いたことあったな)。
同じ大学、演劇という共通項で、俺が所属していた学生劇団の話から演劇談義へと話をはずませたかったのだが、とにかく周辺の道路渋滞がひどく、早く脱出しないと家に帰り着くのが遅くなるし、先生だってまだお忙しいだろう(残り3名のうち、娘ともう一人が同じタイミングでお迎えが来て、残っているのは1年の演劇部男子だけになったそうだ)。
先生にお礼を申し上げ、別れ際に「また今度ゆっくり」と言いかけたのだが、はて?この先ゆっくりこの先生とお話しする機会ってあるのかしら?と可笑しくなって、あわててその言葉を飲み込んで学校を後にした。
渋滞で学校に近づけなかったので、少し離れたコインパーキングに停めておいた車まで、娘と一緒に歩いた。見ると娘は演劇部ジャージのままで、なにやら昔の学生劇団の頃の続きのような気がして可笑しかった。
小指の思い出