咳との闘い 第二章2011/05/10 12:25:11

あいかわらずひどい咳は続いている。
やはり寝る時が一番ひどく、睡眠へと誘うスーハースーハーという
呼吸そのものが、もう咳になっていて寝られない。
医者へ行き、薬ももらってはいるのだが、効かない。
「咳は日にち薬」と言って、すぐには治らないそうだが
それにしても、睡眠不足は辛い。
で、妻がおばあちゃんから伝わる知恵やネットで調べた咳への対処を
いくつか行ってくれた。
まず、だいこんをはちみつに浸した上澄みを飲むだいこん汁。
これは、喉にも優しく、なかなか良い。
だが、もはや気管支がおかしくなりそうな空咳には効かず。
次に、横になって寝ると咳が出やすいので、ベッドを起こす。
と言っても、わが家に病院や介護用ベッドがあるわけなく
布団の下に座布団や枕を階段になるように敷き、角度をつける。
うむ。なかなか良い感じ。
次に、腕にある咳止めのツボを押す。痛くなるほど押す。
…痛い。痛いが止まらない。止まらないからさらに強く押すとさらに痛い。
もちろんマスクをつけて寝る。口中が乾燥すると咳が出やすい。
そして最後に、タマネギ。うん? タマネギ?
タマネギを半分に切り、枕元に一晩中置くことで
タマネギから発する成分が咳を鎮めるそうだ。
へー。でも、後でよくよく調べてみると、鼻の近くにタマネギを置いて
寝ている間に吸えないと効果がないそうだ。
しかし、ベッドを起こし、マスクをつけているオイラには
文字通りハナから効かない。
ただ、ベッドの横に置いたふたつに切った大きなタマネギは
ドラキュラ除けのおまじないにはなったはずだ。