(本)響きと怒り 事件の風景・事故の死角/佐野眞一2005/09/20 09:59:59

どんな悲劇的な事件・事故も当事者以外は簡単に忘れてしまう。
そして繰り返す。忘却というのは神が人間に与えた罰なのかもしれない。
と、無神論者のオイラでも考えてしまう。
事件の風景や事故の死角には、人智を超えた力が潜んでいるようだ。
それを人は“魔”とか“運”とか思うのだろうな。
近年、世間を騒がせたいくつかの事件と事故についてのルポルタージュ。
JR西日本の信楽高原鉄道事故も取材した著者は
尼崎の脱線事故も取材し、全く変わっていない企業体質に怒りとやりきれなさを感じています。
問題を起こす企業ってのは、いつの時代も問題を起こすんだよね。
当事者といっても、加害者側ってのはすぐに忘れるんだな。
そういえば最近ウチの近所でも、5年前に爆発事故を起こした火薬工場が、また爆発してた。
5年ってのは“たまやー”かな。(おあとがよろしいようで)